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六花亭のホットケーキ。

六花亭のホットケーキ 500円
うやうやしく銀色の蓋をかぶせた状態で運ばれてきた。写真撮ろうと思ったらあっという間にはずされちゃった。残念(笑)

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数年前に食べたときすでに「あ、子供のころと違う」と思った。銀紙に包まれたなかなか溶けにくいバターが今や練ったような柔らかいクリーム状だということや、メープルシロップがステンレスのピッチャーから陶器製に変わったことは時代とお客さんへのサービスの変化なのかもしれない。
でもそんなんじゃなくてホットケーキ自体が変わった。「もっと大きかった」なんていうのは小学生の目線では大きく見えていたかもしれないけど。生地がまったく違う。もっと言えば小学校のころと、その数年前と現在と3段階で全く違う。ハッキリ言って私としては残念な変化。

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こんな空気みたいなフワフワ感要らないのだ。これ以上やったらシフォンケーキになっちゃうよ?というくらいのフワフワ感。なんなんだろ、このガッカリ気分。そして遠くなっちゃう子供のころのウキウキした思い出(笑)
階段を上ると木の壁、木のテーブルと重めの椅子。少し暗い店内にかかる絵画にクラシック音楽。そこに運ばれてくる大きくてドッシリとしたホットケーキ。うぅぅぅぅ、すべてが今の六花亭とは真逆の世界。
清潔感と明るさを求めたのかガラス張りと白と薄い萌木色で統一された店内とフワフワのホットケーキ。あぁぁぁぁぁ、私の思い入れが強いことはわかってるけど。老舗も変わっていかなきゃならないことはわかっているけれどぉぉぉぉ。

懐古的に過ぎるよね。ハァ…

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ところで、ホットケーキってどうやって食べる?
今日は写真でこうやって切ったところを撮ったけど↓ でも昔から私は賽の目上に切ってしまうのです。2枚の間にバターを塗って、賽の目上に切ってからメープルシロップをダーッとかけて、あとフォークで食べるという。。。なんとも庶民な食べ方なのだ(笑)

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なんで庶民か?それはねぇ、ホットケーキといえば子供のころはこんな喫茶店じゃなくて、自宅でホットケーキミクスで食べていたから。焼きあがった生地をまな板で賽の目上に切ってドカっと盛る。そして家族みんなで「真ん中ばっかり食べてるー」とか言いつつ食べる、それが私の中の「ホットケーキ」だからなのでした(笑)
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