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理解。

2週間お休みもらった。
会社の人でたいした説明を受けずにいる職員の人たちに、私はどう思われているんだろうか。休むにあたって相談した社員は「腰痛の悪化だと思っている人が多いと思う」と言っていた。

それはそれでよかったような気がする。最初は知られてもいいやとしか思っていなかったけれど。自分の今の状況を他人に理解してもらえるとは思わない。理解されないくらいなら興味本位で受け取られかねないので、心のどこかでは理解して欲しいと思っているのが正直なところだけど。

薬のことだけ言えば、どんだけ副作用がつらくてもだいぶ身体も慣れてきたのか横になっていれば楽に過ごせるようになってきた。じゃあ心はどうなんだ?と思っても「わからない」それだけ。

このままあと10日間こうやってすごせば自分の中のストレスが取り除けるのか?
ときどき泣けてきてしまうような不安定さが見事に消えるのか?

鬱々と考えると悪いことばかり考える。

だけど、数日経ってみて言えるようになってきたことがある。それは「あの仕事が嫌いなわけではないんだよなぁ」ということ。ハケンでやっと見つけた仕事だけれど、始めてみたら意外と面白かった。だから3年続いてきたのだと思う。

もしもサボリ気分で休んでいるんじゃないか、みたいな人がいたらそれはそれで悲しい気がする。わかってもらえなくてもいい、なんて思えなくなってくる。

以前、私は2箇所の職場でうつ病に苦しんでいる2人と働いたことがある。

ひとつはまだ今のように現代病として認識されていないうつ病が、悪い印象だけでとらえられている時代だった。私もほとんど知識が無く、イライラしやすく無口になってしまった嫌な上司だ、くらいに思っていた。結局、その人は休みがちで閑職に追いやられながらも時々会社に出てきた。うつ病が克服できたのか今でもわからないが、彼は癌に侵されて50代で亡くなってしまった。

もう一人は別の会社の26歳くらいの女性だった。とても快活で元気をもらえるような彼女も、だいぶ親しくなってから実は抗うつ剤を処方されているんだと言っていた。会社などでは快活にしていても、家に帰るとものすごく落ち込んだり泣き出したりするらしかった。

ただ、その頃は私も世の中で言われる「うつ」のことを目に耳にし始めていたから、少しか理解できるようにはなっていたかもしれない。

今ではインターネットでうつを調べてみると本人の過ごし方と同時に、うつの人にどう接すればいいかもすぐに調べることが出来る。もちろん調べる気になったときにはひとつのサイトの偏った情報だけでなく、たくさん見ることで情報が淘汰されてくる。

私はうつ病とは診断されなかったけれど、今回ほど近い症状に自分が侵されてみて知らずにいてはいけない病気だと感じた。誰でもなり得るのだ。どんな病気もそうだけど。自分だけがならないということもないし、うつに限って言えば自分のすぐ隣の人もそうなのかもしれない。

他人のことを理解するってほんとむずかしい。良かれと思うことでも相手にとっては苦痛でしかない場合もある。でも、理解をすることで1日に17人程度うつが原因で亡くなっている自殺者をひとりでも減らすことになるのかもしれないんだ。
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kaduriye

Author:kaduriye
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風花.netの日々logです。「stroll」は「そぞろ歩き」の意味でつけました。日々の雑多なできごとをポツポツと綴っております。旅行好きで写真を撮ること見ることが大好きです。

2009年のクリスマスに急性前骨髄球性白血病(M3)と診断され約半年の入院治療後、退院し自宅療養。
2010年年末に再発が確認され、再度約4ヵ月入院し再寛解に。自家移植のため地元を遠く離れて札幌の大学病院にて入院。
自家移植に成功し、2016年の7月に寛解を迎え血液内科を卒業しました。
2018年の年末、糖尿病と診断。必死のコントロールを始めます。

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