プーさんならば。
- Day:2019.12.01 00:00
- Cat:日々の雑記

今日はどっと疲れることがあった。ちょっと仕事でトラブルがあって、業者さんから聞かれたことが私には全くわからないことだった。前にその仕事をしていた父に聞いた。ダメモトで。
そしたらなんでかわからないけど怒られた。なんで知らないのか、と。でも私は一切その件の引継ぎを受けていないので知るわけも無くむっとしつつ、解決しなきゃならないので問題箇所の在処を聞いた。くっそー、と思いながら(笑)
聞いた件を業者さんに伝えたものの、そこを見ても無いんです、というので私も現場に向かう。ほんとに無かった。うーん、父は私を怒ってまで自信満々に言ったけど、たぶん「記憶違い」。
怒られたのが悔しかったのもあったので、「現場に来てほしい」と父に頼んだ。
来るまでの間、あーでもないこーでもないと業者さんと探していたら別の箇所だということが判明。そのころ、父が到着。人前で文句言うのも父の立場がなくなる。でも言わなきゃ気が済まない(笑)
かなーりチックリと「こっちだったよ」と伝える。父はひたすら照れ隠しに業者さんに笑ってイイワケしてごまかしている。
業者さんと別れてからも「じゃ」と自宅に戻った私。
夜更けまで「はー、むかつく!」状態( ´艸`)
母にひとしきり喋って溜飲を下げて思った。
もう父はおじいちゃんだ。昔バリバリと仕事を回していた頃の父は幻だ。私がもう自分の力で仕事をしていかなければならないんだなぁ。今日までは何かあれば「あれってこうだったっけ?」とか聞いていたけれど、もう自分で解決しようと。
思えば2年前に自分の家を自分の力で作り上げた時にその道は始まっていたのかもしれない。以前は車を買う時とか大きな買い物をするときなど、お金を払うのは自分でも、価格などの交渉事は全部父に頼っていた。なんでもできる人だと思っていたから。
でも今日のことを振り返ると、電話口で私を怒ったのはたぶん父自身の記憶に自信が無かったからじゃないだろうか。私が「もう忘れた?」と言ったのに対して癇癪を起こしたようにも感じる。バカにするな、と。プライドだけはいつまでも高い人なのだ。
親の老いに対するということは、私自身が大人になってちゃんと独り立ちしていくことにつながる。なんだか切ないことだし、こういう気持ちを日々感じなくてもいい離れたところに住む姉妹をうらやましくも感じるけれど、自分の成長につながると思えば受け止め方も違うかもしれない。
親の老いを知って、自分の成長を知ろう( ´艸`) なんてなー。