予約は20時だったけど、はやくに食事が終わったのと、雨がひどくなりたくないってことで、ダメもとでスタート場所に行って「空いていたらはやくに出発させてくれないか」と尋ねてみた。
幸い雨だし空いていて7時半過ぎに出発できた。
スタートは遊覧船の乗り場。花ゆう香からだとホテルを出て歩いて2分。走って30秒?(笑)

出発前に同時刻出発組に係りからの説明があり、その後松明に見立てたような杖を渡される。これが意外にも「重い」。ツアーの最後の頃には持つ腕が疲れてきた。2kgはあるような気がする。これを使ってリズムをとったりするのが真骨頂かもしれないし雨の土の道をあるくには必要でもあるけど、もう少し軽いとありがたいなぁ(^^ゞ
さてスタート。
ポッケ遊歩道のある岬の小さな森がそのステージになり、入り口のゲートから物語がスタートする。ライトアップやプロジェクションマッピングは短いものがループするので、途中から聞いちゃったよ、と思ってもつぎのループまで待てばまた頭から参加できる。
いよいよ入り口からスタートだ。出発の組に定員があるらしいからガイドさんがつくのかと思ったら自由に歩いていくというスタイルで、足に自信がなかった私としてはほっとした。たぶん人数が多すぎると体感しづらいので人数制限する意図があるんだろうね。ところどころに係員の方がいて、故障した杖の交換や足元への注意喚起の声掛けをしていた。
こんな感じであの杖は夜道を照らすライトの役割も果たす。前の人がいてくれるとより歩きやすい。アナウンスにもあったけど、国立公園内の遊歩道は木道は少しであとは木の根が曝露した場所もある土の道。うっかりつまずきそう。それに雨降りはぬるつく場所もあってこのライトがありがたい。
ふくろうがストーリーテラーとそして行先案内人としてところどころで「声をかけてくれる」。
私たちはカケスが飛ぶ方向へ歩き、何カ所かあるストーリーを見ていくことになる。
ここはマリモに反応して私の松明も緑色に変化。
そう、こんな感じに箇所箇所でライトがかわり、そしてずっと内蔵されたスピーカーから音声が流れる。「だから重い」んだ。この杖は。
中盤のこの場所。すっごくきれいだった。
iphoneでずつと撮影しつつあるいたけれどこのブログに載せるためには補正しなきゃならなかった。それくらい写真は真っ暗。だけど実際の目にはこんな感じに見えていたんだ。
木々の揺らめきに照らされたライトがとってもきれいだった。
そんな中を歩く人たちもなんだか一体化して幻想的。
雨だったこともいい影響だったかも。みんなが白いレインコートを聞いてたから、まるで森の小人のような雰囲気すらあって。
終盤の森の中のライティングとレーザーのところ。
これもまた荘厳な感じ。
私はちょっとばかし足の裏にいたいところが出てきててしたばっかり見て歩いてしまいそうになってたんだけど、ここで小休止。
最後までやっとついた。だいたい1時間くらい歩いた。
途中、何カ所かで杖をトントンと地面についてリズムをとる参加型ツアーなので、杖の重さはそれが効いた(笑)腕ダルダル。
疲れたけど、アイヌの民話をもとにしたこのツアーは内容もあるし楽しめた。雨のツアーもなかなかだった。
この後、すっかり冷えた体を温めるべく温泉へ。
うん、夜だし行きたくないなーとか最初は思っていたけど行ってよかった♪