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こみあげる。

元気です。

ただ、ときどきどうしようもない状態になったりします。昨日も書こうかと向かったものの文章もまとまらず今日になってしまいました。

友達が亡くなって半月くらい経ちました。ときどき、なんの前触れもなくブワッと気持ちがこみ上げることがあるのです。それは朝でも昼でも、夜でも。ふとジッとしたときに、彼女のことをわざわざ思い出したわけでもないときに顔が崩れそうになります。号泣するのではないかと思うほど。

でも、涙は出ないのです。ブワッと顔は歪めるもののまるで寸でのところでストップがかかるように持ち直します。ただそうなるだけでその後の精神状態はわりと普通。泣き続けるわけでもなく、ふとテレビで笑えたりもします。


彼女とは中学2年と3年の2年間だけのクラスメートでした。進んだ高校も違ったし、私は1年間経って今住んでいるところに引っ越しました。高校2年生からの編入はなかなかキツかった。1年目に人間関係が築かれたところに来て進学校だからみんなわりと2年目以降は勉強に本腰を入れ始めて。1年生の時遊びほうけていた転校生である私はとても居づらかった記憶があるんですよね。

そんなときに彼女はよく手紙をくれたのです。いつもいつも救われたおかげで少しずつ馴染めてなんとか高校生活も終わり。社会に出てからは就職したこともありなかなか彼女と頻繁に交流することも無くなっていました。それでも筆まめな彼女が手紙をくれる、こっちに来たときは遊びに来てくれる、そんなことが続きました。

そして今年の年賀状がなんだか意味深なメッセージだったので、不安になり彼女に電話をして乳がんのステージ4であることを知ることになりました。言いづらそうだったけど、知っててほしかったんだろうと思いました。白血病というガンを闘っている私には気持ちを分かってもらえると思って、と彼女は言いました。

それが今年のお正月。まだ1年経っていないのです。体力が回復していなかった私は母に付き合ってもらって何度か泊まりで釧路まで会いに行きました。でもそう何回も行けなかった。3回か、4回か。

最後に会ったのは亡くなるだいたい10日前。危ないらしいと友達から聞いて行ってみたら、旦那さんの実家で自宅療養していた彼女。突然だったから驚いて、だけど嬉しそうだった。モルヒネのせいでむくんで無表情の顔を時々崩して笑ってたっけ。

私と友人が帰る時玄関まで送ると言ってくれました。ご両親が抱きかかえてあと少し、あと数歩が歩けず「ごめん。ここまでだわ。やっぱり無理」と言う彼女にまた上がり框まで入って行って顔を見てお別れを言いました。「良いよ、いいよ、無理しないで。また来るよ。」「うん、また来て」「うん、またね」と。

会いに行くまではもう危ないと言われている彼女に「また来るね」と言えないかもしれないと思ったけれど、その日の彼女は「また来るね」と言えるほど元気に見えました。もしかしたらもしかしたら、と願うような気持ちでした。もう骨まで転移しているのだしそんな「もしかしたら」はやっぱり叶うはずもなかったんですが。



こんなに親しい友達を失ったことが無かったんですよね。今まで。いっそのこと思いっきり泣けばいいのかな。いや、それよりまず信じられないのです。いなくなったということが。しょっちゅう会っていたならまた違っていたのかも。いつも手紙やメールで、たまに電話。だから半月くらい音沙汰なくても普通なんです。

時間が解決してくれるんだと思います。それしかないんだろうと思います。

今はこうやってこみ上げるときも、彼女のことを思い出す時間として大事に受け止めなくてはいけないのかもしれませんね。

ぼちぼち、やってまいります。ハイ。

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kaduriye

Author:kaduriye
ようこそようこそ!

風花.netの日々logです。「stroll」は「そぞろ歩き」の意味でつけました。日々の雑多なできごとをポツポツと綴っております。旅行好きで写真を撮ること見ることが大好きです。

2009年のクリスマスに急性前骨髄球性白血病(M3)と診断され約半年の入院治療後、退院し自宅療養。
2010年年末に再発が確認され、再度約4ヵ月入院し再寛解に。自家移植のため地元を遠く離れて札幌の大学病院にて入院。
自家移植に成功し、2016年の7月に寛解を迎え血液内科を卒業しました。
2018年の年末、糖尿病と診断。必死のコントロールを始めます。

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