震災から1年がたとうとしている。
またそろそろ赤十字に・・・とか思いはじめていた矢先のこと。お友達サイトで「支援物資を送った」という記事を見た。読んで自分の無知さ加減に情けなくなった。
仮設住宅の建物自体がとんでもなく寒いということくらいはテレビで見て知ってはいたけど。
仮設住宅に住む方々は、この極寒の季節になって政府から支給されたものだけではとても寒い思いをしているということ、そして食器が不足しているところが多いこと、など物資を必要としている人がたくさんいらっしゃるんだとか。
日本赤十字社の義捐金報告
【受付】268万7,460件 3,089億0,840万7,117円(2月3日現在)
【送金】15都道県 3,465億9,073万5,278円
決定された配分の考え方は、「死亡・行方不明者:1人当り35万円」、「住宅全壊(全焼):1戸当り35万円」、「住宅半壊(半焼):1戸当り18万円」、「原発避難指示等:1世帯当り 35万円」です。(第一次配分)
また、6月6日に第2回目が開催され、被害程度の指標を「死者・行方不明者、全壊・全焼、原発関係避難世帯を"1"」「半壊・半焼世帯を"0.5"」とし、被災都道県からの報告を取りまとめ上、合計数に基づき按分された金額を、速やかに送金することとしました。(第二次配分)
あんなに義捐金が集まったのに配分されるとこんなにも少額になってしまうのか、というのが正直な気持ちだった。全壊して35万円…。
それでね、変わらず現金の寄付も必要なことかもしれないけど、とりあえず寝る時に寒いとかとりあえず食器が無いとか、うちに余っているもので良かったら使っていただこうということで準備を進めた。

そして梱包はこんな感じになった。
もちろん不要なものを狭いだろう仮設住宅に送りつけられても迷惑だろうとか考えたんだけど、そのお友達サイトで詳しく聞いてみると、ある方々が各仮設住宅の自治会に不足しているものを直接聞いている活動をしてらっしゃるらしく、万が一余るようなら他の自治会に譲るという横のつながりもあるらしかった。
それなら安心だ。そう思って母に声をかけた。私個人から出るものなんか大したことないから。そしたらね、食器とか布団とか「これもいいよ、あれもいいよ」とたくさん出してくれた。結局梱包を終えてみたらこんな量になってしまった。枕が欲しいっていう方もいたんだよね。ちっちゃなことかもしれないけど「枕無しで寝ていたのか…」と逆に衝撃だった。大きなものはいきわたっても小さなものって意外と「自分で買ってください」って感じになってしまうんだろうか。
ここでこの記事をUPしようか迷ったんだけど、私もそのお友達サイトで知って「ハッ」とさせられた一人なので、読んでいただいて何か考えていただくきっかけになれば、と思いました。
寒波の中で仮設住宅をあたためることは私にはできないけどさ、送った布団で「あったかいわぁ」と思ってくれる人が一人でも増えれば嬉しいよな、と思う。うん。
最後に気づきを与えてくれたあかさんに感謝します。