いやぁ、参った。海外旅行保険に危うく入り損ねるところだった。いつも保険料が多少安いのと、JALのマイレージが倍貯まるのでインターネットで入るもんだから、少なくとも前日までにやればいいやと放っておいた海外旅行保険。
今回は家族で入ろうと思っていたというのに、すっかり忘れていたことがあった。それは父が70歳を過ぎているということ。「いつ亡くなるかわからない」という理由だろうか、インターネットでは通常70歳を超えると保険に加入しづらくなる。
いつも入るもので例えるなら、東京海上火災保険は69歳まで受付。AIUでは70歳まで。制限が無いのは損保シャパンと三井住友。(一部の例です。リンクはこちら)損保ジャパンは個別設定もできるようだし、ということで申し込み画面に進んでみた。
するとどうよ、今度はここで引っかかった。
5つの質問のうち、1つでも「はい」がある場合はご加入いただけませんのであらかじめご了承ください。
★1. 現在ケガや病気で医師の治療を受けているなど、健康上の異常(※)がありますか?
★2. 他の保険契約等(死亡保険金額5000万円以上)に加入していますか?
(生命保険、クレジットカードにセットされている傷害保険は除きます。)
★3. 現在、日本国外に在住していますか?または、日本国外からアクセスしていますか?もしくは、すでに日本から出国されていますか?
★4. ご旅行中に危険な職業に従事しますか?
★5. 旅行先で危険なスポーツをしますか?
※健康上の異常とは、お申込みの時点で、ケガや病気で医師の治療を受けている(定期的に通院されている場合も含まれます。)、また、医師の指示により薬を服用している場合のことをいいます。
今度は父じゃない。★1が引っかかるのは・・・私だ。( ´゚д゚`)エー
間違いなく定期的に通院しているし、今は飲んでないけど来月には薬を飲まなくちゃならない。だけど、白血病は寛解でこのまま一般人と同じ生活を続けるわけで、「何かの病気にかかっている」という状況とはまたちょっと違う気がする。
なのでコールセンターに問い合わせてみた。
そしたらアッサリ断られた。「現状ではインターネットでお申し込みを受け付けることはできません」とね。「じゃあ代理店に行けばどうなんですか?」「こちらはインターネットのコールセンターなので代理店の扱いはお答えしかねますがご希望に添えない場合もございます」とな。
あー、だめだこりゃ、ここに言い続けても何も起きないや。と思って電話を切った。
結局JTBに問い合わせた。旅行会社で老人の旅行だって受けているだろうと思って。それは正解だった。JI損害保険というJTBグループの損保会社なんだけど、そこはそういった既往歴のある人の保険も70歳以上の人のも受け付けていた。
区別するなら「一般人」と「81歳以上または既往歴のある人」のふたつ。で、家族型を組むこともできるし個々人別々のセットもできる。なかなか良い。保険料もインターネットと比較しても目がぶっ飛びでるほど高いというわけでもなく。
ただ、ここで注意点が。
現在(2008年かららしいけど)JTBでは窓口で海外旅行契約を伴わない保険契約のみの申し込みを受け付ける場合、つまり旅行申し込みと同時に加入するんじゃなくあとで旅行保険だけ別途加入したいという場合は、たとえば疾病死亡保険金額を3000万円までしか受けられないという条件があるみたい。
なので、どうしても5000万の疾病死亡保険金をかけたいという場合はJTBの日程表の現物を提示しないとだめなんだって。詳しくは窓口でたずねてくださいね。
しっかし・・・私は海外旅行保険にもちゃっちゃと入れない人間なのかぁ。
インターネットで楽々の時代なのにねぇ。
それになによりこんなにピンピンしているのにぃーっ!
ヽ(゚Д゚)ノ チックショー