そうさ、ど根性。
- Day:2008.04.01 21:05
- Cat:日々の雑記

また出ました「ど根性ふきのとう」(以前のバージョンは「ど根性すずらん」。すんごいじゃないの。去年初めてこの駐車場に止めた時は夏。もうフキがビュービュー伸びていたわけで。そうかそうか。ふきのとうも出るんだよなぁ。

力強いことこの上ない。ふきのとうさん、ありがとう。力、もらいました。*:.。☆..。.(´∀`人)
先日友達と行ってみたこのお店。もともとファッションビルだったのを改装してできたレストラン。友達と行った所だし書くのやめようかと思ったけど、やっぱり黙ってはいられないかも…。
ダメだ、こりゃとつぶやいてしまいそうだった。ネットでクチコミを読んでみても私と同意見もあったけれど、反対に「めちゃくちゃ美味しい」とか「とっても素敵!」とかも多数あったので、やっぱりいつものごとく結局はこれを読んでも真に受けずご自分で行ってみる事をオススメするけれど…。
結局店の方向性はどうしたいのかわからない。南欧風と言っているけれどメニューの文字はほとんどイタリアン。南欧というくくりにしてテーマのバラつきを誤魔化してないだろうか。「創作料理」なんて言葉も簡単に使って欲しくないかんじ。私が頼んだのはランチコース1,650円。この田舎町にしてこの値段を取るわけだから残念な対応や味には余計腹が立つのかもしれないねぇ。
前菜の盛り合わせの貧相なことは悲しいほど。盛り付け、そして味。レストランに行ったら「自分じゃ無理」と思いたいじゃない?特に野菜のトマトソース煮(らしきもの)は私が作ったチキンのトマト煮の鍋に残った野菜の端っこの方がまだ美味い。そしてメインのトマトソースの海老のパスタ。もう悲しくなるほど甘いソース。隠し味に砂糖かなんかをどっぱり入れちゃったのかしら…と思うほど。
そしてトドメはデザートよ。食後のデザートが美味しかったらもう言うことないよ。だけどそれも期待できないことは最初から想像ついたもの。ワンプレートに盛られた「本日のデザートのサンプル」を見たときから。結局出てきたケーキはホイップクリームだっぷりのもの。そしてデコレーションにもセンスがなく、ナチュラル嗜好の時代に逆行したような「青いシロップ」。 終わった…。あれじゃだめだよ。
リピーターは間違いなく望めない。そして料理の味や盛り付けもさることながら、私が一番最初に頑張ってほしいのは給仕を勉強させて欲しいこと。アルバイトだからそれでいいのかなぁ?「コース」と銘打ったものを出すつもりがあるのであれば、ナイフとフォークがどうなったら「下げてよいです」の意思表示なのかくらい覚えておくべきだろうと思うのよ。正直マズイから残したのよ。いつまでたっても皿を下げてくれないって「全部食えってかっ」と思ってしまった。
立地も器である建物もいいのに、中身がコレでは間違いなく先は望めない。親会社である燃料会社の本業が潤っていて「客なんか入らなくてもいいのさ」ってつぎ込んでくれるなら続くかもしれないけど、飲食業でも儲けたいならもっと研究するべきだと思うわ。どうせ飲食店を営むなら、ただ胃袋に入れるだけの食べ物ではなくて、食べた人から笑顔がこぼれるくらいのほうがいいじゃない。
そしてなにより食材を大切に使ってほしい。あれでは食材が可哀想だ。 私はマズイ店をこき下ろしたいわけじゃないのだ。私には経営する能力と財力はないのでやってらっしゃる方々にはもっと「努力」を惜しまないでいただきたいのよ。残念、今回のお店は本当に。3年後残っているか変わっているかまた訪れてみたいと思う。
ただただ残念。
店名 PALAZZO VITTO(パラッツオ ヴィット) TEL 0155-25-0141 住所 帯広市西五条南13-1 1F 営業時間 11:00~14:00 17:00~22:00(L.O.21:30) 定休日 月曜日(祝日は営業) ホームページ