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ウズベキスタン旅行記(6日目仁川乗継で成田へ)

朝になり、8:55に韓国の仁川空港に到着した。
ソウルはスモッグなのかぼんやりとしてみえた。

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乗継のエリアへ。もう慣れた、と言ってもいいかな(笑)5日前だから記憶に新しい。さっそくビジネスクラスのラウンジへ行く。帰国便は夕方なので時間がたっぷりある。でもおなかの調子も良くないのでゆっくりとラウンジで休むことにした。

もともと日本でツアーを申し込むときに「帰国の際には乗継便までにとても時間があります」と聞かされていて、ネットでトランジットツアーを調べてもいた。英語の案内しかないけれど短い時間からツアーが充実していたので、韓国に一度も行ったことが無い私としては、今後も行くチャンスに恵まれるかどうかもわからないしちょっとしたツアーでサクッと見てこようかな、とか。

ところがこの体調であーる。下痢にはまだなっていないけど下痢止めを飲んでちょうどいいくらい。ものすごく悩んだけどツアーはあきらめた。色々調べたんだけどなー。

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10時50分。なんとなくラーメンが食べたくなり(お腹壊しているクセに)、韓国と言えばってことで辛ラーメンのカップ麺をラウンジで食べた(笑)お昼ご飯のつもりだった。

食べ終わってからなんとなく元気が出て暇だしブラブラしてこようかということになった。そうなると荷物が邪魔。トランクは預けていたけど手荷物も少しあったので、カウンターでラウンジで荷物を預かってもらえるか聞いてみた。(エセ英語ね)
するとロッカーがあると言われ、言われた方に行ってみるとパスワードを自分で決められるロッカーがあった。これで気持ちも身軽になった( ´艸`)

ってことでターミナル散策へ。

広いとはいっても中心を起点に左右対称に同じタイプの店が並んでいる。なので片翼に往復したら半分は見る意味もない。わりと時間がかからなかったのでたいして時間つぶしにならなかった。中心部分に戻ってくるとレストランエリアがあった。さっきカップ麺を食べたばかりのような気もするけど、食べたくなってエリアに入ってみた。
エスカレーターを上がっていくとレストランの一覧とメニューがあって、発券レジがある。このエリアの入り口には日本語があったので安心して進んできた。ここのメニューにも日本語があった。中華にすることにした。母と私はこういうとき意見が一致しやすい(笑)ラーメンが食べたいね。チャーハンもいいね。ってことでさっき食べたカップ麺のことは記憶から消して( ´艸`)

レジにも貼りだされてる写真入りメニューと同じものがあり、指差しとエセ英語で注文。まずはクレジットカードが使えるか聞いた。ウォンもドルも持ってないのでカードが使えなければ食べられない。カードが使えるとのことだったので注文。

フードコートのようなところでベルを渡されて、デスクに「振動ベルを入れてください」と日本語で書かれているポケットに置いておく。てっきりブザーが鳴ったら取りに行くと思っていたら運んできてくれたので、席に座っているだけでよかった。

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海老ワンタンの麺とチャーハン。母とシェアして食べた。これが美味しかった。ほんとに。口に合って「さっきのカップ麺食べなきゃよかったね」といいながら満腹。

12時を過ぎてのんびりまた散策に出た。
今後のために広くて便利と言われる乗継ぎのエリアが見たくなった。
ビジネスラウンジに戻りつついってみると確かに広い。ベンチタイプの広いソファもところどころにあり、確かに寝そべって休むことができる。ただ、全部満席。たいした人数はいないんだけど、みんなドーンとゆったり使っているのでね。

どんどん奥に行くと充電ができるエリアやシャワーなども。リラックスして寝られるベッド(簡易なソファタイプ)が並ぶ少し暗くなっている部屋(オープン)があって、そこで横になりたいなーと狙ったもののそこも満席。母が歩き疲れたようなのでラウンジに戻ることにした。

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15時になって搭乗口に向けて出発。20分くらい待って搭乗が始まった。
帰国便ももちろんビジネスで、今回の旅行中のどのタイプとも違う機体だった。一番「ビジネスクラスのイメージ」にぴったりかも。一人一人がボックスっぽくなってる。

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そして今までの中で一番フラットに近くまでシートが寝る。母に写真撮りたいから横になってみて、とお願いしてみた(笑)せっかくだけど2時間程度のフライトなので寝る必要もなく…(;'∀')

日本に帰り着くころに見えた夕焼け。

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あ、もちろんのこと食事も出る。

ほんとアレだね。アシアナ航空ってどうなの?と思って調べてみたらネットの口コミでもやっぱり機内食がどうのシートがどうのっていう良くない口コミがあったわけだけど、結局自分の感想としては「十分アリ」。何の遜色もなかった。もちろんエコノミークラスは経験していないので、あくまでもビジネスクラスの話。食事も美味しいし、シートも満足だし乗務員の方たちも。日本語オンリーの私でもなんとかなった( ´艸`)

さて、成田に着いたのが18:15。
ウズベキスタン旅行はこれにて終了。あとは、すぐには帰れない北海道帯広(笑)後泊がある。

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今夜の宿泊地、日暮里に向かうのである。

ウズベキスタン旅行はどうだったか、と聞かれれば「良かったよ」と答える。ただ、食事はあまり特筆すべき大ヒットはなかったかもしれないな。たった5日間だったからなのか、観光地も「モスク、またモスク」というイメージもある。ディープなウズを味わってないから、表面ツラの旅行だったかもしれない。危険な目にも合わなかったし、旅のエピソードにできそうなことといえばガイドちゃんとのことばかり。
それだってガイドちゃんは一生懸命だったけどやはり初心者ガイドさんに当たったのが残念な話。もっと変なところに気を回さずにどっぷり楽しめたらよかったな、と思う。ともあれガイドとしてじゃないマーちゃんは良い子だった。いいお嬢さんだった(笑)それだけ、かな。

そんな状態なのでリピーターになる可能性を聞かれたらゼロだと答えるだろう。あの国に住んでいた人達には長い歴史があるかもしれないけど、あの国自体がお勧めする観光内容としてはロシアからの独立以降なので歴史は浅いといえる。だから観光の内容もなんとなく薄い。でも一度は行ってみたらいいとは思う。

私がもしウズベキスタンのツアーとしてやってみたいことがあるとするなら、観光としては薄いと思うのでもっと「体験型」を打ち出したらどうだろうと思う。例えばウズベキスタンの有名な焼き物に絵付け体験してそれをどうにか旅行中に持ち帰れるとか、スザニのミニチュアでもいいので手織りするとか、プロフをはじめとした料理をしてみるとか、そういう内容が欲しいな。思い出ももっと深いものになるだろうと思う。

ともかく、無事に行って来られてよかった。
母の脚も私のお腹も決して良い状態ではないけど、なんとかなった。それにはやっぱりビジネスクラスのツアーを選んでよかったんだな。高かったけど頑張ってよかった( ´艸`)

ウズベキスタン旅行記(5日目タシケントから帰国)

ホテルから20分ほどでタシケントの空港に到着。
今夜は満月らしい。ものすごく月明かりがまぶしく、写真に撮ると街灯とさほど変わらない光量のような気がする。

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駐車場から母と私そしてガイドちゃんの3人で空港へ入る。ウズベキスタン語もロシア語も全くわかんなかったので、チェックインを手伝ってもらおうと思った。

そういえば、5日前にタシケントに到着したときは建物からかなり離れたところで出迎えてくれたっけ。中に入れるのか心配だったけど、パスポートを出して彼女も入ることができた。良かった。

沢山のひとがいて混雑していたけど、そこはビジネスクラスなのでカウンターは空いていてすぐに受け付けてもらえた。けど、ここで問題が起きた。ガイドちゃんが何か説明をされて何かを受け取った。私たちに渡してくれる時に「タシケントの空港にはアシアナ航空のラウンジが無いので、そのお詫びにくれました。空港で何かを買って食べてください」と説明した。彼女の日本語の意味は分かるけど、ちょっと意味が分かんない。30ドルも使って食べる?お詫びって…?
ちょっと食い下がってもっと詳しく聞きたがったら、彼女はあからさまにめんどくさそうな顔をして「だったら自分で聞いてください」という(笑)さてはもう帰りたくなってるな?と想像して彼女に頼むのはやめた。チェックインなら私でもなんとかできただろうに、唯一言葉がわかる人がこの肝心のシステムを通訳してくれないわけか。もういいや、と思ったので帰っていただくことにした。
丁重にお礼を言って( ´艸`)
今までの旅行先のガイドさんは「一応」名残惜しそうにしばらく手を振ってくれたものだ。だけど彼女はもう振り返りもせずにさっさと出口へ向かっていった。なんだか非常に残念な気分のお別れだった(笑)

さて、この券よ。
どうにかして使おうとしたものの、空港のここの待合室にはキオスク程度の店とバーのようなスツールの並んだカウンターカフェが2階にあるだけ。どちらでも「これ使えますか?」と出しても首を振られるだけ。クッソー!イライラするわー。こんな時英語さえ苦手な自分を恨む。

悩んだ。英語ベラベラの家族か友達に連絡しようか。でも日本は深夜の12時近くて、メールをすぐに読んでくれるかわからなかったし、もし読んでくれれるとしてもすでに寝ているところをメールの音で起こしたら迷惑だ…とか。

ハッと思い立った。Google翻訳のアプリがあるじゃん。あのアプリで読ませれば…とやってみたけど、最後の最後にネットに繋がってなくてできない。しばらく格闘してて気づいた。このアプリに画像を翻訳する機能があることを思い出した。写真に撮って翻訳してみたら…できた。
へんちくりんな翻訳ではあったけど、なんとかわかったことがあった。
それは、
「アシアナ航空の管轄内でのみ、運行便航空券(税抜き)、超過手荷物費用、機内販売、韓国内のアシアナラウンジ利用、ノーショーペナルティ、航空券再発行、払い戻しなどに使える。」
というものだった。

つまり、私がこれから使う機会としたら帰国便のアシアナ航空機内販売だけだ。
私と母の名前がそれぞれに記入済みの物なので誰かにあげることもできないし、そうそうアシアナ航空を利用することも考えられない。なんとかそれを翻訳できたので機内で使うことに決定。

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さて、そうなるとだ。ビジネスラウンジでご飯を食べようと夕食は食べなかったのに(笑)

仕方なくCafeに行こうとしたら満席。空港内のベンチも満席に近く、杖をついた母が可哀想だし私も腰が痛いしもう泣きそう( ノД`)シクシク…
ようやく見つけたベンチに母を座らせて残った7,000スムを自販機で使い果たすべく立ち上がった。意気揚々と自販機に向かったら・・・全部ロシア語_| ̄|○ 私はコーヒーすら買えないのか?!

そこでまたまた登場したのがGoogle翻訳アプリ。カメラ読み取りでスキャンしたら何とか「カフェアメリカーノ」を読めた。これで5,000スム。そしてあと2,000スムを隣の自販機でチョコを買って終了。スムは全部使い切った!

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それにしても切ない( ;∀;)
こんな固いベンチでなけなしの現地通貨で1杯のコーヒーとチョコを分け合う母子(笑)
仁川空港のラウンジでこのリベンジはさせてもらうわ!

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1時間前になってようやく出国審査が開始された。いちいち混んでいる。中に入るとブランドものの免税店などが少しあった。さっきまでいたところとは少しは違う。でもやっぱり混んでいるので席が少なくてようやく見つけた席を死守するべく、トイレには一人ずつ行ったりして工夫していた。

案内のアナウンスもウズベク語、ロシア語、韓国語があったかどうか。動き出したっぽかったので私たちも並ぼうかと席を立った。でもすぐさま長蛇の列。さっきのカウンターでチェックインした時の男性係員がいたのでなんとか声をかけてみた。チケットを見せながら日本語で(笑)「あのー、ビジネス、ヒア?」英語とは決して言えない(笑)

すると彼はチラ見してここに居ろと指し示す。エコノミーの長蛇とは別のところだった。やったぜ♪もちろん他にもビジネスクラスのお客さんはいたけどたぶんそういう方々は余裕ぶっこいているんだろうな。私たちみたくセコセコしてないんだわ、たぶん(;´∀`)

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長蛇の方々が見送る中、私たちそしてその時にはすでに後ろに2-3人いて、先んじて階段を降りるときの優越感たら無いわけよ。貧乏くさいけど…。

先に出ると当然バスも座れる。そのバスで飛行機まで運ばれた。
満月が美しくて、写真撮ってる間に続々と人が来たけれども。

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22:20発のアシアナ航空にて、ウズベキスタンを後にしたのだった。

帰りは今までともまた機体が違うものだった。
22:35過ぎに遅れて離陸。

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充電コンセントもちゃんとあったし。
いつの間にか眠って、23:15頃、何ご飯でしょって感じの時間にご飯になった。
食事も美味しかった。帰国してからいろいろまた調べていてアシアナ航空の機内食がひどかったと目にするんだけど、ビジネスだからなのか私は美味しい物ばかりだった気がしてる。

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0:00に食事を終えて、あと4時間半ほぼフラットに近いところまでになるシートも快適で食っちゃ寝。だけどやっぱり下痢っぽいのは続いていて4時ころに薬を飲む。薬のおかげかひどくはならずなんとか日本に着きそうだ。

機内ではあのクーポンを使うべくカタログに向き合った。真剣に( ´艸`)
ぴったり30ドルの物が無くてチョコレートという消えものを注文。24ドルのと28ドル。
母の分もね。CAさんが「お釣り出ないけど良いですか?」と言ってた。
これがラウンジ分かぁー。30ドルが高いのか安いのか…?

ウズベキスタン旅行記(5日目タシケント午後の市場とデイユース)

次にやってきたのはチョルスー・バザール。



月曜日は建物内の市場はお休み。でも場外市場はやっているようで、15時半ころに着いたときにもたくさんの人が買い物していた。観光客は休みだからとあえて行かないかもしれない。

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晴れていたし整然と通路わきに並んでいるので雑多な感じはなかった。ただ、足もとは一応舗装はされているけど凸凹もあったので、もしかしたら雨あがりだと汚いのかもしれない。…ん?さっき雨降ったよな。とすると水はけはいいってことか。

果物などは買う予定はなくて、目的はようやく旅の最後に「陶器」だった。旅の途中では重くなるので今までも見かけてはいたけど買う機会はなかった。

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どこの国でも市場ではつたない現地語などで価格交渉するのも楽しみだったりする。それが今回は全部ガイドちゃんがやってくれた。私と母が「もう少し負けてほしいな」的なことをやろうとすると「やめてください。私を通してくださいって言ってるでしょ」と割って入る(;´∀`)

いや、それはそれでいいけど…。結局安くなったとしても、私たちにはわからない現地語で会話して「彼女の力量で」やってくれちゃうとこっちの達成感はゼロなんだよなー(笑)

結局直径30cmくらいの大皿2枚を8ドルで、直径10㎝くらいの小皿4枚と焼き物の飾り物を11ドルで。大皿1枚400円程度ならもっと買いたかったけど、荷物が重くなっちゃうのであきらめた。
お店の人は意外にも緩衝材をたっぷり使ってくれたので安心して持って帰ることができた。

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花き市場もあるのでトラックが鉢植えなどを搬入していた。駐車場には鉢植えを買って帰るのか売りに来たのかわからないけど、一台のとっても古い車が止まっていた。日本にいたらオンボロと言われそうだけどココだとなんだか味があるように見えるから不思議( ´艸`)

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駐車場出口にはタクシーの客引きがいた。反対側には巨大なビルがあって、あれは何かとガイドちゃんに尋ねると、現在は廃屋となっているそう。最初は韓国の会社がホテルとして建て始め、途中で理由はわからないけどとん挫してしまったらしい。その後トルクメニスタンの会社が引き継いだものの2年間ほどウズベキスタンとの関係が悪化したために中止。その後関係は改善されたのですが、建設はストップしたままなんだとか。人が入っていなければこのまま廃ビルとなってしまうなんて、なんとも勿体ない…と思うほど巨大な建物だった。

さて、そんな話を聞きながら、デイユースでとってもらったホテルへ向かう。ここからはわりと近いはずだった。5kmくらいで10分か15分くらいのはず。
実はすぐにでも休みたい私はどのくらいで着くのか知りたくてGoogleMapアプリを立ち上げていたの。それが目的地への曲がり角を過ぎてまっすぐ進んでしまった。おかしいなぁ…と思ってドライバーさんを見たら彼は自分のスマホでナビしている。間違うわけないよな。彼は地元民なんだし何か交通制限か何かで回り道が必要なのかな?とか思いながらアプリを見ていた。

しかーし、どんどんホテルはマークが離れていく。どんどんどんどん、だ。何度かガイドちゃんに「離れて行ってない?」というと笑って「あってます。心配しないで」という。また少しして「ねぇねぇ、これみてよ、大丈夫?」と私のスマホを差し出すとドライバーに何か言った後笑いながら「心配しないで、ね?」と。どんどん走る車。しびれを切らして「ねぇ、絶対間違ってると思うんだけど」と言ってスマホを渡した。ここにきて休む時間が無くなっていくじゃんか。

ようやく彼女はドライバーに私のスマホを見せて話し込んだ。返してよこしながら「もう着きます。ほら、着きました」と右のわき道に入った。住宅街の中の行き止まりの小路で一軒のホテルがあってその前に車を止めて彼女はホテルに入っていった。でも英語で書かれた看板は完全に違う名前だった。勘弁してくれよぉー。

戻ってきたガイドちゃんは再度確認して「すみませんでした。違いました」という。ここで責めないのが大人かもしれないがつい口をついて「でしょ、だよね?もどろう、早くー」といった私(笑)
そのあとは私の口頭ナビが始まった。私はスマホのGoogleMapアプリをナビにしてガイドちゃんに通訳させてドライバーが車を動かす、そんな状態になった。

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ただ、その状況はもはや地獄絵巻ではなくて、車内はゲラゲラ笑いながらだった。「次、あの角で左ね。そしてすぐの角を右。」「ハイ、次は川が出てくるからその手前を右!」と変な話「的確」に指示をする私。どんどん通訳するガイドちゃん。
私タシュケント運転できるかもね、とか冗談を言いながら( ´艸`)

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チョルスー市場からまっすぐ来れば16:20にはついているはずが、結局倍近く走って16:50頃にようやくホテルに到着したのだった。笑いはしたけどヘトヘトだった(笑)

Samir Hotel


細い道路に面してホテルは建っていた。
洒落たエントランスとロビー。小さいけど期待ができそうだ。

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フロントも小さい。ポロシャツを着た男性が対応してくれた。

部屋は一階でロビーからすぐ。ガイドちゃんはロビーで時間をつぶすということだった。
Wifiもあったし、部屋は清潔でかなりいい。今まででかなり上位くらい。
最初からこういうとこ選べばいいのに(笑)

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19時まで休むことができた。
でも陶器のパッキングや詰め替えたりいろいろやっていたらあまり寝ることはできなかった。

そして、何よりもデイユースまでして休憩してよかったのはトイレ。時間があるならタシュケントを満喫するべきだったのかもしれないけど、私のお腹はけっこうまずい状態だった。下痢止めを飲んでなんとか日本に帰りつかねば(;´∀`)

ウズベキスタン旅行記(5日目タシケント昼食と買い物)

さて、11時半にレストランに着いてランチ。
Rayhon というタシケントでは有名なファミレスのようなお店で。


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とっても広い店だった。
タシュケントで有名な料理Norin(ナリン)という料理を食べた。(ノリンと書く人も)
ガイドちゃんはナリンと言っていた。

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動画を撮ってみました。



小麦粉を練ったもの(茹でてはいないみたい)を細くカットしたものと、馬肉を混ぜてクミンと胡椒とたまねぎをあえたもので、ちょっと独特な味。クミンがそうさせるのかなぁ。
塩味のスープが一緒に出てきて、塩味のが美味しかったのに、浸して食べるのも良いと見せてくれた。でも私はちょいと苦手だったかな~(;´∀`)

↓干したようなソーセージのようなこのお肉が馬肉なんだそうだ。この料理はお祝い事にも使われるとか。でもこんなファミレスのようなところで食べられるんだね。

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食後にケーキを食べた。甘すぎなくて意外にも美味しかった。海外で食べると甘すぎたりスポンジが固かったりするけどここのはわりと日本っぽい。

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それでも私の食べたのはコーヒー必須だった(笑)
緑、すごいよね( ´艸`)

ケーキを食べていたころに雨が降り出した。

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一緒に食事をするのはこれが最後だったし、ガイドちゃんにハンカチをプレゼントとしてあげた。実はソレ、私が出発前の成田空港の雑貨屋さんで気に入って買ったもので、和柄なんだけど洋風にも使えそうだった。初日に「14日が誕生日なんです。一緒にお祝いしましょ」と言われていたこともあったし、道中に説教したこともあったし、なんかあげようかとホテルで母と話し合った。「あげるものが何もないわー。道中ずっと一緒だったから買うこともできなかったし」ということで、泣く泣く(?)私の自前の物の中で唯一の新品をあげることにしたわけだった。

ガイドちゃんはとても喜んでくれていたようだった。

食後、ちょうど雨が上がった。次に訪れたのは、Samarqand Darvozaというショッピングモールの中のスーパー「Makro supermarket」。



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正面のいい場所に「メイソウ」があった。
初めて見た。ガイドちゃんによく来るの?と聞くと来るという。少し高いけどやっぱり日本の物ほしいですし、と。・・・ハイ、教えておいたよ。「これは中国企業で日本の物ではないよ」とね。驚いてた。すっかり日本の企業だと思っていたらしい。

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もちろん100均という値段ではなかった。マグカップひとつを円換算したら500~800円くらいのものまであった。これはウズベキスタンでは高価な物なんじゃないのかな?
無印のパッケージにそっくりなものもたくさん。ひどいなぁ。日本国内でやったらすぐ追い出されるけど、海外でならこうやってわからないままに購買客がたくさんいるんだもん、大きな商売が成り立つよなぁ。それでも時折カワイイデザインのものがあったりした。買わなかったけどネ。

さて、スーパーに行った。このころには私のお腹は本当にまずいことになってきた。下痢に違いない、とトイレに行ったら案の定…。落ち着いて買い物してまたトイレ、となんだか全然ダメだ。

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観光はこれでほぼ終わりであとは市場に行くだけだった。母の脚の調子が芳しく無いのと、私のお腹が少し下り気味。夜の22時過ぎのフライトまで時間があり余り過ぎるので、ホテルをデイユースでとってくれないか、とガイドちゃんにお願いした。

「会社に聞いてみます」というので、スーパーを終わらせて私はまたトイレへ。ベンチで待っていてくれる間に連絡してくれたらしい。私は私でエクスペディアアプリで調べ始めた。安くてよさそうなところを見つけたので、ホテルにガイドちゃんが電話してくれた。予約が取れた。

安心して市場に寄っていける。じゃ次に行こうよと促すと、もう少しドライバーが来るまで待ってくれという。しばらく待つ。こんなところじゃなくてコーヒーでも飲みましょうという。なんだか様子がおかしいガイドちゃんに「いやいや、お腹いっぱいだしコーヒーなんて別に今要らないよ」と言いながらも車が来ないならしかたないし待っていた。

電話で話した後、「来ました」と言って玄関に向かう。そしたらね、玄関に旅行社の社長さんが挨拶にまで来てくださった。「何よー、ガイドちゃん、サプライズじゃないのー」(笑)
社長さんは旅行中のいろいろなトラブルを全部ガイドちゃんから報告受けていたそうで、お詫びの品を携えてきてくれたらしく、それのがあまりに沢山で逆に申し訳なくなった。

ホテルに関しては、社長さんのお話によると、ウズベキスタンはだいぶ発展してきているけど、まだまだ途上で、お客さんばかりが増えてちゃんと改善しなくても満室になるので、サービス向上が進まないんだそう。なので、三ツ星や四つ星を冠していてもまだまだ先進国のそのレベルではないんだとか。オマケにウズベキスタンではある程度の客室数を超えると税金が高くなるので、なるべく税金を安くするために部屋数を減らすので、大きな団体を受けるとすぐ満室になってしまうんだとか。「ウズベキスタンはまだまだこれからなんです」と社長さんが言っていたのが印象的だった。

それにしても私がわがままでオーダーしたこれからのデイユースも支払いしてくれたらしい。「いやいや、これは完全にこちらのわがままでとってもらったんですから」と言ったけど「大丈夫です」の一点張りだったのでありがたくお受けすることにした。確かに、このデイユースはひとり2,000円くらいだから大した金額ではないのかもしけないけど…。

社長さんとそこでお別れして私たちは市場へと向かった。

ウズベキスタン旅行記(5日目タシケント午前観光2)

応用美術館からの移動中、車中でガイドちゃんから「次は広場なんですが、どうですか、広場見たいですか?」と聞かれ、「広場って何があるんだろ」というと「うーん、特に…緑があります」と。
私も母も苦笑。でもまぁこの感じにも慣れた。希望を言おう。
「だいぶ歩く?んーと、だいぶ母も脚が痛いし、私もおなかの調子が悪いのでだいぶ歩くなら、ごめん、パスさせて」すると彼女「あー、わかりました。では地下鉄に乗ります」

んで、安心した状態で地下鉄に乗るために車を降りた。
そこはホテル ウズベキスタンの前。こんなところから地下鉄に乗るのかー、と思いながら降りた。

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地下道を通って道路を渡った。道路を渡る?そして地上に出る?ま・さ・か…?

ドーン。

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母は少し(いやかなり)怒っていた(笑)だまし討ちもいいとこじゃないか。
ここは彼女の言ってた「広場」だ。


アミール・ティムール広場。
広場の入り口までで母は「ここにいるわ」ということになり、私は仕方なくガイドちゃんと像の周りを一周。うーん、広い公園で彼女が「たまに来るんですー」ってのはもう置いといて、アミール・ティムールの像があるだけ。ってか少なくともこの時はこれを見ただけ。

彼がいかにウズベキスタンにとって英雄なのか知らないが(帰国してから調べたけども)、銅像を見るだけのために来るほど、私と母の体調が万全じゃないのはガイドちゃん知らないわけじゃなかろうが…( ;∀;)

ホテルウズベキスタンの前で降りてから公園内を歩いて、それから地下鉄駅まで地下コンコースを歩いて、結局私は7~800mは歩いたわけで。
それも普通の状態じゃないんだよ。お腹下しかけているんだよ(;´∀`)

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我慢、我慢。今日で終わりなんだし。
地下鉄駅「アミールティムールシヨボニ」から地下鉄に乗った。
ガイドちゃんが切符を買ってくれて、スムの小銭を見せてくれた。私たちは旅行中小銭を見たのはこれが最初で最後だった。

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切符はトークンでトルコの電車と同じ。
プラスチックのトークンを機械に入れて一人ずつバーを倒して入る。

当然ながら階段が続く。母が辛そう。
ホームについた。車体はわりと新しめ。
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2駅乗って乗換駅についた。「パクスタコール」だ。
着いたときに止まってた車両はけっこう古そうだったなぁ。

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パクスタコールからコンコースを徒歩で隣駅へ。また階段。もう母がかわいそうで見てらんない。
ただ、今度はラッキーなことに「アリシャー・ナヴォイ」駅にはエスカレーターがついていた。

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しっかしこれが驚きの速さ!うまく伝わるかなぁ。
けっこうドキドキしたよー。杖をついてる母は乗りづらそうだったし。



さて、見せ場はこの「アリシャー・ナヴォイ駅」だ。
旧ソ連時代にはこうした豪華な地下鉄駅が多く作られたらしい。
その中の一つでアクセスのいいところに連れてきてくれたんだろう。

地下鉄駅とは思えない天井装飾。
以前は交通機関での撮影はダメだったらしいけど、最近は何でもないみたい。
それでも警察官がいたのは少しばかり緊張しつつ写真に撮った。

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この駅からは地下鉄に乗らずに地上に出た。
それにしてもエレベーターは無い物かしら。母、こんな調子なのでねぇ…。
それでもようやく11:30。次はお昼なのでゆっくり休めるかな?

ウズベキスタン旅行記(5日目タシケント市内観光へ)

駅からまず向かったのが
ウズベキスタン国立歴史博物館(State Museum of History of Uzbekistan)

駐車場でチケットを買いに行ったガイドちゃんを待っていると戻ってきて「閉まってました」(笑)
帰国後調べたら月曜日が決まった休館日。前もって確認できそうなもんだけど…(;'∀')

どうしようかなって感じに迷った後、ドライバーさんに行く先を告げたので車に乗り込んで発進。

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次に向かったのがナヴォイ劇(Alisher Navoi Opera and Ballet Theatre)。


この劇場は1947年に完成したという。
入り口には90周年コンサートのポスターが貼られていた。

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側面には大きな舞台装置の搬入口がある。

そしてその反対側の壁には日本語による説明が書かれている。

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ここの仕上げを日本人のシベリア抑留者たちが行ったことは有名な話で、私も今まで何度もテレビでみたことがあった。実際にその建物を見て、重機などが少なかった時代に苦しい捕虜生活を強いられながらこれほどまでに美しく強い建物を作ることができたことに驚くし、日本人としては誇りに思える。

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正面には噴水があって公園になっている。

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次に行ったのはウズベキスタン国立応用美術館(State museum of applied arts of Uzbekistan)。
歴史博物館が休みだったので代わりに行くことになったらしい。


ウズベキスタンの工芸品が展示されている。

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もしかしたら歴史博物館より面白いかもしれない。

陶芸作品やガラス工芸やスザニなどのアンティークが展示されている。

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ウズベキスタンの工芸品を見られるという点では興味深く見ることができた。立派な博物館でも他の国の工芸とか発掘したものとか見せるところはあるけど、そういうのって時間に余裕があるのんびりした旅先ならいいんだけど、ウズベキスタンにたった5日間で来ているんだから、こういう博物館の方がいい。

それに想像だけどね、今日休館日だった「歴史博物館」よりもおそらく私はこっちのほうがよかったんだと思う。旅の最後に来てるからそう思うのかわからないけど、ウズベキスタンの国としての歴史はロシアから独立した1991年からだからまだ浅いのでそう思うのかな。

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とにかくモンゴルやロシアなどのいろんなものが混ざり合った美術工芸品は可愛らしいものだった。最後に物販スペースも。「これは売り物だよね」と聞いたらガイドちゃんが「違いますよ。展示品です」と言ったのは意味不明だった。なぜならVISAの看板があったしー。(帰国後これまた調べてみたらココれっきとしたショップでした)
もうさぁ、ガイドちゃん、この道でやっていきたいというならもうちょっと調べてこようよ(-_-;)

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中庭の木。面白いし立て方だった。

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建物のタイルもなかなか興味深い組み合わせ方だったし。
うん、こっちになってラッキーだったかもー。

それにしても、このあたりから私のお腹はなんか調子悪くてトイレ所望状態だった。

ウズベキスタン旅行記(5日目タシケントに向かう)

またまた早朝。
今日はサマルカンドからタシケントに移動する最終日で、出国の際に必要とされるホテルカードがすべてそろってるかを確認。それぞれのホテルで違って、とあるホテルでは右下のような黄色い「ポストイット」にゴム印をスタンプして宿泊者のパスポート番号などを書いてある。

なんとテキトーな物なんだろうともらった時には思った。けど、この旅の間失くさないようにするためにこの「貼ってはがせる」というのは意外にも役立った( ´艸`)

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ここのホテルはなかなか良かった。一階の部屋も少し腰高なので窓からの防犯面でも安心だった。

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集合時間より少し遅刻してガイドちゃんが登場。
昨日はサマルカンドに住む叔母さんの話をしていて、その叔母さんが何度か仕事中に電話をよこしていた(笑) 誕生日のお祝いをしてくれるとか言っていて、夜景を見た後に叔母さんのとこに行くの?と聞いたらイヤ行きませんと答えていた。でもどうやら行ったようだった。で、車で送ってもらってホテルの場所を間違えてしまった、と言っている。ユルイ…ユルイ…_| ̄|○

誕生日の話も到着した挨拶の時に言われていた。まだはじめましての段階で「14日が誕生日なんです。お祝いしてください」と言われてちょっと引いてしまった(笑)初対面で…?それでもまぁ誕生日なら、と思っていたんだけど。
ちなみに、帰国してから彼女のSNSで誕生日が18日だと知ることになって二重のドン引き。なぜ、なぜにうそを?笑えてくるわー。

話がそれたけど、ホテルから約5Km。車でサマルカンド駅についたのは20分後の5:45頃。


駐車場から駅舎までの間にまた検閲がある。パスポートを見せると言われたので用意しておいた。結局、パスポートをチェックされたのは最初のガイドちゃんだけで私たちはこの時は不要だった。

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ド派手なサマルカンド駅。私たちの疲れがハンパないので、朝ゆっくり休めるように予定していた列車を変更してくれたとのこと。そしたら4時間かかるとこを2時間10分で着くらしい。ん??ちょっと待って。そしたら最初に予定していた列車は鈍行だったの?結局2時間でついても観光に差しさわりが無いなら最初からこの特急でよかったんじゃん?うーんうーん、恩着せがましい言い方だけどなんか違う気がするーっ。

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サマルカンド駅の駅舎に入る段階で手荷物検査がある。それを過ぎたらパスポートコントロールのような机があった。で、欧米人のバックパッカーのような人が二人呼び止められてパスポートチェックを受けてスタンプを押されていた。
ガイドちゃんに「私たちは?受けなくていいの?」と聞いたけど「大丈夫です」と。理由はわからないけど。そのまま待合室のベンチに腰を下ろして時間を待った。

6時25分。案内があって私たちはホームへ向かった。幸いにしてやっぱり出たすぐのホームだった。旅行が決まってから調べたネットの旅行者の数人がホームを渡るために歩道橋の階段で荷物がつらかったと書いていた。トランクはやめたほうが良いよ、とか。それでハードトランクをやめてポリカーボネートのできるだけ軽い物を買ったわけだ。階段にならなくてほんと良かったー。

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やっぱり駅員さんがいてチケットを見て席を案内してくれている。エコノミークラスでも。
この列車はブハラからサマルカンドまで乗った特急と同じものだった。

6:37発。定刻に出発。

出発してすぐにホテルでもらったランチボックスを食べる。
こないだのより食べれる。リンゴは残してしまったけど、ヨーグルトもゆで卵も食べた。

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7:15ころ、ワゴンが回ってきて「朝食」が配られた( ´艸`)
クロワッサンなどのパンが二つとお茶。お茶も温かいもので嬉しかった。これも食べちゃった~。紙の袋がテキトーなミシンがけで作られてた。日本ではちょっと見ないなぁ。珍しい。

車内では、背もたれの起こし方がわからない時に地元の青年が親切に教えてくれたり、私のランチボックスのゆで卵が落ちてコロコロと転がってガイドちゃんの足元までいってしまって、笑いが止まらなかったり、意外と(?)思い出深いものになったかも(笑)
車窓から朝日が昇るのが見えた。とっても感動的で美しい秋の光景だった。

定刻の8:47より10分はやくタシケント駅に到着。


タシケントもいい天気だ。

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ドライバーさんはロシア人男性。さっさとトランクを持って後ろも振り返らずにさっさと歩いて行ってしまう。母はゆっくりでガイドちゃんがついてくれてるので、私は見失わないように必死についていった( ´艸`)

さぁ、最終日。タシケント観光へ。

ウズベキスタン旅行記(4日目サマルカンド夜の観光)

このウズベキスタンで一番見てみたかったものかもしれなかったのが、サマルカンドのレギスタン広場のライトアップだった。入国してガイドちゃんに会ってすぐにこれだけは見たいと伝えてあった。なので、あの昼食前のゴタゴタの時も「夜見られるからいいや」と思っていたのだ。

レストランからはすぐに到着した。
広場正面の向かい側にある駐車場に車を止めて、レギスタン通りを渡って広場へ。道路は片側2車線だけど、路側帯がけっこう広いので3車線くらいある。けっこうな交通量。歩行者用の信号機がある。

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到着するとすぐに全体が見晴らせる。バッと目に飛び込んできた風景は感動的。
なだらかに階段状になっているので、そこここに座って眺めている人たちもいる。

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切符買ってきます、とガイドちゃんが走って行ったので私と母はしばし二人で眺めていた。ここまではチケットが要るような感じでもない。そのチケットは建物に近づくために必要らしい。ちゃんと柵で区切られていて、警備員が各所に立っていた。

レギスタン広野のこの3つの建物は別の時代に建てられて、そろってこの景色になったのは17世紀のことなんだって。右のが左のを模しているから一対のように美しいんだね。

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はぁぁぁ、感動的。近づいてもそう思う。ほんとに美しい。

↓ウルグベク神学校 Ulugh Beg Madrasah
1400年代に建てられたもの。
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眺めながら奥の建物Tillya-Kori Madrasahへ。日本語のカタカナ表現では読み方、発音でいろいろとあって、「ティラカリ」とか「ティリャー・コリー」とか。こちらも神学校。
中庭があって、とある入り口からモスクを案内された。

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一歩入って「疲れたから休んでる」と中庭のベンチに座っていた母を呼んだ。「ちょっと、これは見ないとだわ!」( ´艸`) もうビックリだよ。キンピカ。

ライトアップのせいもあるけれど、これは金箔を使って装飾されてるんだって。
↓iphoneのパノラマを縦で撮ってみた。

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しばらくただただ眺めてしまった。吸い込まれそうな景色。
1600年代に建てられたもの。

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出口から広場を眺めたら、欧米人がしゃがみこんで写真を撮っていた。同じ方向を見てみたらこんな風景で、美しかったので私も真似しちゃって( ´艸`)
シェルドルマドラサ。1600年代に向かい側のウルグ・ベクマドラサを模してデザインで造られた。

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この画像だけはクリックしたら大きくなります。

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画像を大きくしたところで感動は伝わらないけど少しでもなんとか伝えたい(笑)

もう見終わって大満足。もうウズベキスタンは満足です、というくらいここに来られて嬉しかった。
さて、明日も早い。予定では5時の列車。そう思っていたら、ガイドちゃんが1時間半遅い列車にしましたという。なんでも時間が余りそうな予感なんだそうな。
ゆっくり休めるから何にも異論はない(笑)

19:45にホテルに戻り、明日の準備をして就寝。なんだかお腹がぐずぐずだなぁ。

ウズベキスタン旅行記(4日目サマルカンドの昼食・夕食)

あまりいい気分ではないままにレギスタン広場近くのレストランに到着。
でも!サマルカンド名物の「プロフ」を食べるのだし、気を取り直していこう( ´艸`)

Labi G'or


ここは大観光地でもあるレギスタン広場の目の前。
観光客が絶対に入る店だろうなぁ。私はガイドちゃんに連れて行ってもらったわけだから価格とかわかんないけど、次に自分で行くかと聞かれたら…無いかも(笑)

何しろプロフの油がたまってる。ダジャレをいうなら「たまったもんじゃない」というくらいの炒めた後の鍋底をさらえたのか?というくらいの油。たぶん、帰国後も数日間にわたって起きた下痢に至るまでの腸の不調は、ここに端を発してると思う(;´∀`)絶対。

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味はスパイスが効いていて、なんとなくカレー風味で肉から出ただしも聞いてるし塩気もきつくないから味としては「美味しい」だけど、それを凌駕する油。まったくと言っていいほど箸が進まない。私は旅が始まるまえに見た「世界ふしぎ発見!」の中のプロフはこんな感じじゃなかった…。でもあれだってもしかしたら油まみれだったのかもしれない。やっぱり実際に食べてみないことにはわかんないもんだなぁ。

13時半、食事を終えて駐車場へ。ドライバーさんがダッシュボードからチョコレートを出してきて渡してくれた。ガイドちゃんが「お詫びだそうです」という。ああ、さっきのお詫びかー。気にして買ってきてくれたことにお礼を言って車に乗り込みホテルに向かった。

朝荷物を預かってもらっていたホテルについてようやく部屋に入った。
ホテル グランド・サマルカンド(Hotel Grand Samarkand)

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13:50頃から部屋でやっくり休む。
スムがいくら残ってるかとかお金のこともね( ´艸`)

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17:30ころに夕食を食べるためにホテルを出発。
2-3分で着いたのは、Restaurant "KARIMBEK"。


ここでの夕食はまぁ…カオスだった(笑)
というのも、地元の方の結婚パーティーがあったらしく、それもお客さんはほぼ女性。どういうことなんだろう。貸し切りの会場の片隅に座らせてもらっているような気分( ´艸`)

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頼まれたジュースは紙パックから直接つがれる。その場で開けているから「変な物じゃありませんよ」的なアピールなのか?
ティアラをした女性がたぶん主役。すごく綺麗。ウズベキスタンの人たちはガイドちゃんのようなモンゴル系の顔もいるし、ロシア人系のタイプもいるし、この主役の女性のように黒髪だけど目鼻立ちもすっきりとした「超絶美人」も多い。

このパーティのゲストたち女性もいろいろに着飾っていて、子供たちもドレスを着てる。爆音がかかればダンス。まっっっっったく落ち着かない。けどまぁ、昼間にちょっと気まずくなったガイドちゃんとシーンとして過ごすのもアレなのでちょうどよかったのかも。

夕食はまたガイドちゃんが適当に注文してくれたんだけど・・・もはやウズベキスタン料理(なのかわかんないけど)に飽き飽きしてしまっててあまり進まなかった(-_-;)

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なんだか落ち着かない夕食で時間も持て余した感じになってしまったけど、地元のパーティを見られたのはよかったのかもしれないね。約1時間後の18:30頃店を後にした。

次はサマルカンド最後の観光レギスタン広場だ。